先週末、ドイツにお嫁にいった従姉が子供を連れて里帰り。栃木県鹿沼市に行ってきました。
従姉のYumiちゃんは、ドイツ人のThomasと結婚。二人の間には3歳になる男の子Johannes(ヨハネス)と1歳になる女の子Maja(マーヤ)がいます。
無論、ハーフなわけですが髪の毛ブロンド、目の色もブルーだったりグレーだったりで今のところ、日本人の気配漂わず。これからなんでしょう。
Majaはまだだけど、お兄ちゃんのJohannesはおしゃべりします。ドイツ語で。これが不思議。何が不思議って、Yumiちゃんは日本語で話してるのよ、Johannesに。いつも。ドイツでも。でも、Johannesからの返事はドイツ語。ちゃんと辻褄あってるんだって。会話成り立ってるって。
ドイツのお家では、Yumiちゃん⇔Thomasドイツ語、Thomas⇔子供たちドイツ語、Yumiちゃん→子供たち日本語。この縮図から行くと、子供たち→Yumiちゃんの場合、日本語になるかと思いきや、ドイツ語。いくらYumiちゃんが日本語で接しているとは言え、幼稚園もおじいちゃんもおばあちゃんも回りはみんなドイツ語だからね、ドイツ語の割合の方が多いんでしょう。
Johannesの頭の中では日本語だろうが、ドイツ語だろうが意味同じなんだよね。訳すとかそういう行為って一切なくて、これがバイリンガル、トリリンガルへの道のりなんだろうなあと。
大人になると、英語で話しかけられたら連鎖的に英語になる気がするんですよ。
モントリオールにいた頃、英語とフランス語で会話してるカップルも何度か見た。2つの言語を理解してて、訳す必要がなく、どちらかといえばこっちの方が話しやすいっていう言語を使ってる感じ。
子供の力っていうか、可能性を深く感じた週末でした。