目覚めは雨と共に。甲板で寝ていた男子達は雨に濡れてしまったらしい。
さて、今朝は朝食の前に市場見学である!船を下りて、民家の間を通りリキシャが乗れる広場まで歩いた。雨でぬかるんでいる濡れないように歩いても無駄だと途中で知り、足はどろんこ。後で洗えばいいのだ!

道路が完全に舗装されていないので、リキシャでの移動は結構なスリルを味わえた。しっかり捕まっていないと落ちちゃいそう。途中、魚売りの人を激写。新鮮魚に違いない。煮たり焼かれたり、そしてカレーになって食べられるのだろうな。
市場には魚だけじゃなくて、野菜や果物もいっぱい。日本で見る野菜もあるけど、見たことないものもたくさん。枝にくっついたままのバナナもあった。まだまだ青くて固そうなやつ。

市場から船に戻ると雨は止んで、陽が差し込んで来ました。今日も暑くなりそうです。
ガイドのマルフさんがランチ用に新鮮なエビを市場でゲットしてくれました。まだ生きてます。エビカレーだ。エビちゃんには悪いが楽しみ♪

船の周りにはまたたくさんの人。manamiさんやkoheiくんが笛を吹いたり歌を歌ったりして、子供たちと楽しんでました。そのうち「come on、come on」と男の子に呼ばれ、manamiさんと船を下りてみることに。
日向から日陰に連れて行ってくれてやさしい気遣いをしてくれる彼らは、ヒンドゥー教徒。女性の額に赤いしるしがありました。彼らは、一番近い家に上げてくれました。高床式のお家の中はキレイに整頓されていてテレビまである。でもテレビは壊れてるんだって。若い女の子とピアスや髪飾り、ブレスレットなどの話で盛り上がる。楽しかった♪彼らとは英語で会話。学校で習うみたい。
そろそろ出航の時間。船が出てもみんなずーっと手を振っていてくれました。元気いっぱいの子供たちに元気をもらって、暑くなりそうな一日も楽しめそう。ありがとね~!
船に戻ってチャパティの朝食。ナンみたいな生地でもちもちおいしい。食事の後には必ずフルーツが出るのだけど、これが本当においしい。完熟マンゴーは日本で食べるのと全然違って濃厚そのもの。まさにやめられない、止まらない。である。

朝食後は中州へ向けてしばしのんびり。みんな思い思いに時間を過ごします。昼寝したり、景色を眺めたり。バングラディシュに来て、ガンジス川の上でこんな時間が持てるなんて思ってもみなかった。ホントに来て良かったと思う。そんなことを考える時間でもありました。

中洲は見えているものの岸辺は泥地帯なので私たちの船では行けない。本土と中洲を結ぶ渡し舟が来るのはしばし待つ。その間に沐浴?なんて言いあっていたけどほどなく渡し舟が通りかかる。乗せてもらって中洲に向かった。

中洲にも人が住んでいるのだ。彼らは洪水によって住処を奪われ、そして中洲に辿りついたのだ。岸から村までの間にオクラを発見。オクラがこんな風になってるなんて初めて知った。見えるかな~。オクラの形したのがぶら下がってるんだけど。

中洲の村では牛や鶏が飼われていてちゃんと人が住める環境になっている。洪水で土地が埋まってしまうバングラではこうして移動して住む人が多いのだとか。しかし、中洲ですよ。すごい生命力です。自然を制することなんて出来ない。だから人はそれに合わせて生きていく方法を見出すのですね。日本からもTV局が取材に訪れたと言っていました。

岸に戻り渡し舟を待つ間、足だけガンジスデビューしました。沐浴はできなかったけど、足浴を楽しんだ。結構な泥でぬるぬると気持ちが良かった。渡し舟では中洲から学校に向かう子供たちと一緒になった。英語の教科書を持っていて、算数の教科書は難しそうだった。

船に戻ったあとは昼食を楽しむ。もちろんカレー。ガンジス川の対岸Kaorakandhi ghatに着いたら船とはしばしのお別れで、これからは車で移動。世界遺産のあるBAGERHATにいざ出発!

トイレ休憩の時にリキシャを発見。場所によってリキシャの形も変わるそうです。モデルはガイドのマルフさん。途中から雨が降ってきたのですが、車の中ではそろそろ疲れの出てきたみんなはお昼寝です。

世界遺産で有名なBAGERHATに到着。ここにはいくつものモスジットが林の中に点在している。遺産といっても今でも人々に利用されているもの。中には女性は入れないモスジットもあり、女性陣は外から中を覗くだけ。

今日の宿泊はホテル。でも私たちの部屋ではクモ、ゴキブリ騒動があった。ホントびっくりの大きさなのだ。でも、ヤモリは別。小さいのと大きいのが部屋にいたけど、放し飼い。ちゃんと仕事してね!と期待を込めて。

2日間お世話になったサルワカ。これはダッカで購入した一着。刺繍が細かくて近くで見るとすごくキレイです。お気に入り♪ちなみに首から提げているのは「おでかけ蚊取りす」。大活躍です。
このホテルは国営。お湯が出る!日本人の一番の弱点は風呂だと話していたのだが、ホントその通り。一日や二日くらい入らなくても死にはしないし、個人的には我慢の範囲内だけど、やっぱりお湯を浴びれるというのはうれしい。水風呂でも気持ちいいけど、お湯の方がサッパリする感じ。それでも、途中からお湯が水に。。。。いいんです、ちょっとでも浴びれたから。
明日はシュンドルボン国立公園です!