さてさて、5日目の今日は事実上ラスト日となる。今回こそ京都に行こうと、先日ミナミに行った時に、格安チケットショップで京都行きの電車の切符を買った。にも関わらず行かない。。。どんだけ行きたくないんだろ。日本を代表する観光地であり、三都物語とも言われるように、大阪、神戸、京都はほとんどセットだ。京都にはこれまで2度行ったことあるから、良いと言えばいいのだが、だったら大阪は?もう10回近くになるはず。大阪は大好き。人も街もやかましさも好き。とすると、京都の「気」が性に合わないんじゃないかと思えてきた。来年また考えます。
京都行きをやめて行った所は元町。三ノ宮駅からとことこてくてく歩く。東京で言うところの裏原宿みたいなエリアも発見。10年前に初めて神戸を訪れた時に泊まったホテルも発見。懐かしかった~。

元町駅からガード下に伸びる商店街がるんだけど、その名も「高架」。元町ってとってもお洒落で華やかな場所ってイメージがあったのだけど、この高架にはナントも不思議な怪しげなお店いっぱいあります。えっちゃんの行きつけの中古CD屋さんもこの中にある。私はここで「身代わり人形」と呼ばれる手作りの人形に一目惚れして買い、えっちゃんに見せびらかした。が一言「気持ち悪い」で片付けられた。。。お気に入りなのに。。

さて、南京町に到着。横浜の中華街よりこじんまりとしてますが、スゴイ人、人、人。日本語ではない言語、多分中国語を話す人もいたけど、日本人がLAに行ってリトルトーキョーに行く感じかしら??さて、南京町食い倒れスタートです!あ、ちなみにここに来る前、ちゃんとお昼済ませて、ランチビールまでしちゃってます。あしからず。

まずこちら→大根餅。うひょひょ、おいし。もちもちしてます。横浜の中華街と決定的に違うのは、立ち食いの多さ。横浜では豚まんとか手軽なものをその場で買って食べるって感じだけど、ここはラーメンだろうがなんだろうが、立ち食いである。強者は缶ビール片手にである。ああ、悔しい。わたしもそうすれば良かった!みんな小ぶりなものなので、あっちに並んでこっちに並んで楽しんでるみたい。お値段も庶民的。

で、こちらが「角煮まん」(実際の名前はチャーシューまんとかそんな感じだった)と「エビチリまん」。おいしかったですぞ。それと、タピオカが入ったミルクティーも飲みました。モントリオールにいた頃に、一時毎日のように飲んでいたものでその時は「バブルティー」と呼んでいました。台湾人の友達がそう呼んでいたので、そういう名前なのかと思ってたけど、日本では「パールティー」とかって呼ばれてますね。今回飲んだお味は。。。違う。と感じた味でした。

こちらは「ネギ焼」。南京町を出てから見つけたお店で、人がいっぱい並んでたの。えっちゃんにちょっと見てくると言い残し、戻ってきたときには手に持っていた。だって~おいしそうだったんだもん。。。しかも100円という安さ。そしておいしかった。鉄板に生地を流してネギを落として、卵も落とす。超シンプル。さすがにこちらは二人で半分ずつ食べました。
食べてばっかりだけど、この日の夕食は最後の晩餐ということで、四国に一緒に行ってくれたmiyashitaくんと合流の予定。待ち合わせ時間までまだ時間があるので、お腹を空かすためにも歩く、歩く、歩く。目に留まった気になるものを片っ端から見ていきました。そうこうするうちに合流の時間。待ち合わせの三ノ宮駅でmiyashitaくんを待ってる間に「みどりの窓口」で明日の新幹線の空き状況をチェック!が。。。。朝から晩まで満席の嵐。。そうだよね。GW最終日だもん。ここでまたもや私の計画性のない性格が露呈。それでも、ま、どうにかなるでしょ。と。
さて、最後の晩餐を飾るにふさわしいお食事処は!「
いろり 浪花乃膳」。えっちゃんが以前行ったことがある、とっても風情のある居心地のよいお店とのこと。ちょっと迷いつつも無事に到着。案内されたのは囲炉裏のある座敷。ここね、いいです!お薦めですぞ。

ネタは新鮮。お魚、貝類、お肉を囲炉裏で焼くのだ。おいしい。おかみさん(前田さんという)が明石出身の方でそこから新鮮な魚介類が持ち込まれるわけですよ。人手が足りないので、注文したものが運ばれてくるのに多少時間がかかるものの、そんなことは全然気にならない。雰囲気いいし、お酒飲みながら、お話しながらにはちょうどいいペースかも。いろいろオーダーして焼いていっぱい食べました。串でさせないものは、←みたいに網を出してくれるので、その上で焼きます。

となりの囲炉裏にいたお客さんも帰り、晩餐も終盤と思われる頃おかみさん登場。しばしのご歓談。とってもあたたかい楽しいおかみさんです。お店を出す経緯とか経営の大変さ、楽しさなどなど。で、おかみさんお薦めのお魚をいただくことに。なんとか鯛です。えっちゃんお刺身で来ると思ってたのが、まるまる一匹現れたのでちょっと驚き。でも、囲炉裏にくべて見守るうちにどんどん食べるのが楽しみになってきた。味がいい!塩味と甘さが絶妙。肉厚だしね。何でもおいしく食べる私ですが、このおいしさは新鮮さ故のものだと分かりました。

で、最終的に←こんな姿に。。。でも、鯛も幸せのはず。こんな姿になるまで食べられたんだから。で、骨の髄まで楽しんだのはえっちゃん。「幸せ~」って言いながら食べてました。目玉もツルッと食べてました。さすが飲んべいである。脱帽。おかみさんもえっちゃんの食べっぷりに感心してましたよ。見習わねば。
おかみさんにお店の外まで見送ってもらい、お店を後にしました。次回も是非来たいお店です。皆さんも神戸に行った際は是非!
2次会はえっちゃんのお家で。帰りに買ったアイスクリームとえっちゃんが淹れてくれたコーヒー。えっちゃんが元町高架の中古屋で買ったCDを聞きながら。なんだかんだ言って2時間くらいは話してたのかな~。楽しい時間に終止符を打ち、miyashitaくんが家路に着いたのは午前3時位だったと思います。お疲れさまでした~!